こんにちは日進市のWith総合治療院・代表の安永寛正です
前回「体育のほこう」で姿勢の良し悪しについて、お伝えしました。
では良い姿勢をどうつくるかについて今回は動画を交えてお伝えします。
ここで重要になってくるのが評価と
実際に効果のあるトレーニングを行っているかどうか?
になります。
代表的な評価の方法の一つが「片足立ち」です。
アスリートのケアやトレーニングだろうと、寝たきりの方のリハビリだろうと
私はココはみます。
そもそもカテゴリーを分けていますが同じ人間で
競う必要があり運動強度やらがその違いだと私は考えています。
重要なのは「片足立ちでも重心を安定させているかどうか?」です。
立つ、歩くなどの基本的な動きでも、人間は実は常に床や地面からの反力にさらされています。
最近では「片足立ち」は年配の方の健康教室などでもやられるようになり一般化しましたね。
ですが片足立ちから得られる情報の受け取り方には指導者の方々で差があるように思えます。
ここで昭和に流行ったホッピングを例にしてみます、画像のこれです。
これ持ち手や本体の素材は固い金属で作られていたと思います。
ではもしこれが全部バネだったりするとどうでしょう?
もしくは柔らかい素材だとするとどうでしょうか?
グニャグニャと擬音が聞こえるくらい、ふらついて転倒するはずです。
ここで重要なのが固定されている部分と
バネのように動く部分があるということなんですね。
バネに相当する部分をここではざっくりと脚部だとすれば ←そのうち掘り下げますね
本体部分はいわゆる体幹というやつになります。
体幹は手足のない身体の中心という認識で良いです。
この体幹部分が柔らかい素材の状態だとマズイわけです。
なんとなく世間では体幹が大事だからトレーニングしようといわれている気がしますが
根底にあるのはホッピングの本体がグニャグニャだったら嫌ですよね? という考え方でいいんです。
ここまでの説明で・・・
もうわかりましたね?
「身体の中で固定しなくてはならないところと
動いてもらわないといけない所がある」ということになるんです。
あまり文章ばかりだとしまらないので動画をいれます。
基本のドローインとその必要性を少し細かめにお話しします。
とある患者さんとのドローイン指導のやりとりを許可を頂いて撮影しております。
最初にドローインを持ってきた理由はホッピングの本体が固く、体幹を固めるという点で
年齢や場所を問わず、立っていても、座っていても誰でもチャレンジできて応用が利く運動だからです。
このドローインで働くお腹の腹横筋によって背骨のすぐそばで固定をしてくれています。
試しに片足立ち→ドローイン→片足立ちと運動してみてください。
横から見るとお腹がでているなど固定が腹部で上手くいっていない方の場合
自然とバランスがとりやすくなることが多いです。
しかしながら固定する箇所と動くべき箇所は
その姿勢や動作によって変わります。
様々な関節や筋肉などで行われているので
他の箇所の影響でバランスが取れない方もいらっしゃいます。
今回のドローインで刺激の入る腹横筋は
動作の初めで固定に働くケースが多いため
ここが固定できないとバネの反発が使えずに、片足立ちでもふらつきが見られることが多く
人間のあらゆる姿勢・動作で不利になります。
ほんの一例ですが姿勢つくりの参考になれば幸いです。
姿勢と動作のネタはまだまだ続きますが
少し違う内容も入れていきますね。